「石垣いちご」は明治時代、川島常吉翁が久能山東照宮の宮司からいちごの苗をもらい、それを石垣の間に植えたことが発祥と言われています。またビニールハウスもなかった時代。海沿いの温暖な気候と石の保温効果により、冬場にも関わらずいちごが実をつけたそうです。石垣栽培は、全国でも珍しい技術。石積みには培われてきた技が必要で、この土地だからできる伝統的な栽培方法です。

静岡の温暖な土地、石垣を囲ったビニールハウスと駿河湾に面した久能山の南側のなだらかな傾斜地にあることから「石垣いちご」は全国でも早い時期から市場に出回ります。海から反射したたっぷりの太陽の光を浴び、伝わった熱が石垣に保温され、その熱が夜も暖房の役割を果たしてくれるといわれています。早川農園では皆様に食べていただきたいと真心こめて作ったいちごを、いちご狩り、オリジナルスイーツなど皆様に提供させていただいております。当園のいちごをぜひお召し上がりください。